KinKi Kidsに会いました。

夏、剛くんの耳の悪いことを聞いた。

 

 

私は母とキンキのライブに行くのが年末の恒例行事になっている。

 

私はたくさん曲を聴いて、KAT-TUNの直々の先輩でもあったキンキのすごさに圧倒された。

MCでのバラエティ力、歌唱力、とにかく個人個人のレベルが高すぎる。 強すぎるグループだなと思っている。

 

 

夏の野外イベントは光一ひとり、剛は個室中継で行われた。

 

 

私はなんとも言えない気持ちでいっぱいで、

でも12月にライブが決まった時、とても嬉しかった。

 

 

 

 

私は個人的な生活の中で精神的にやられてしまってた。人生で一番ってくらい辛いことがあった。 生きるか死ぬかまでずっとぐるぐる考えてた。体が言うことを聞かず、ミスばかりの毎日の中、

ついにライブの当日。

 

私はその日もミスをしてずっと落ち込んでいた。 

人に流されるように東京ドームの中に入る。

アリーナだった、

 

ぼーっと立っている中で二人はでてきた。

すごいオーケストラの中で。

 

1曲目はAnniversary。

 

ふらふらした気持ちの私はもう泣いていた。

剛くんはヘッドホンをして歌っている。

顔は苦しそうで微動だにせず歌っている、いや、微動だにできないのだ、 動いて歌えないのだ、今まさに私たちの前でもがいている。

それを見て、今の自分に重ねたと同時に自分の情けなさを強く感じた、

 

体が言うことを聞かないということはとてもつらい、

当たり前が当たり前でなくなるのだ。

これだけは経験してないと気持ちがわからない。私は一時的なものだったので今は治ってるけれども、剛くんはいつ治るかわからない、

深い闇に飛び込んだ中、私たちの前でステージに立ち、歌ってくれてるのだと思うと自然と涙が止まらなかった。、ずっとぬぐいながら歪んでる視界の中KinKi Kidsを見つめていた。

 

そしてもうひとつ印象的だったのが剛くんのソロ、 「これだけの日を跨いで来たのだから

 

衝撃的だった。 だって歌い出しが

「悲惨な出来事なんてあるのが当たり前じゃないこれだけの日を跨いで来たのだから

 

この歌詞を今私たちに届ける意味が強すぎる、強いよーーーー、 、 、 

 

私はまた涙でボロボロだった。これを苦しみながら歌っている、今のこの瞬間の堂本剛にしかできないパフォーマンスなのだ。今しかできない最高のものを切なく作り上げている。

 

彼の歌には本当にやられっぱなしだ。 こちらの感情をゆさぶりまくってゆさぶりまくる、笑

 

そんな感情になれる時間か私は大好きだけど、、

 

その後の記憶はあまりない。

 

とにかくいいライブだった。

オーケストラに包まれて、

KinKi Kidsに包まれて、

私は感じたことのない幸せを感じた。

人生終わりそうなところだったのに

 死ななくてよかった。と心から思えたのだ。

 

同情の涙なのか悲しみの涙なのかわからないがもがき苦しんでいる今この時に歌を届けてくれた彼らには本当に頭が上がらない。

 

幸せにしてくれて本当にありがとう。

あなたたちに救われています。

 

 

どうか幸せになれますように。